2016年10月15日土曜日

食事の祈り

朝起きると、冷蔵庫に直行して冷蔵庫の中の物を、あさることが癖になっていた英司でした。
英司が、先に1階に一人で降りてしまうと必ず冷蔵庫から「ピーッ」と音がするのでした。
そして、「冷蔵庫、開けちゃダメだよ。」と大きな声でお母さんが叫ぶのでした。
お母さんが、1階に降りると冷蔵庫の中にある物をあさっていて、なにやらあっちこっちに散乱して、ほうばっている英司でした。
英司に「起きたらトイレに行くの。冷蔵庫は開けない!」と話ししばらくの間、冷蔵庫から離れられない英司とお母さんとの押し問答がありました。
この生活の状況は、日々の生活の一部になっていました。
こんな状況から解放されたい。英司自身が、縛られている状況から解放されたい。お母さんが、も〜う‼︎とキツイ言い方になってしまう状況から解放されたい。
神様に「解放して下さい。」と祈り始めていました。
そんな中、食事前の祈りを変えた方がいいのでは、という思いが来ました。
これまでは、食事前に「ごはんを感謝します。イエスさまの、おなまえをとうして、アーメン。」とお祈りしていました。
祈りを変えた方がいいと導かれてから祈りが変えられて行きました。
「安心して、満足を下さった、ありがとう。イエスさまの、おなまえをどうして、お祈りをします。」と英司とお母さんと一緒に、ご飯の前にお祈りするようになって行きました。
食事の祈りが始まって、しばらくすると朝起きて英司は、今まで冷蔵庫に直行していたのですが、冷蔵庫を開けなくなっていました。
朝起きてトイレに行くように導き、トイレを済ませると、英司の着替えを一緒に見守りながら着替えをするか、お母さんが朝ご飯の用意が出来てない時は、ソファで寝そべって用意が出来るまで、待って居てくれるようになって行きました。
冷蔵庫の前での戦いは、無くなりました。
今は、英司は一人で食事の前のお祈りをするようになりました。
テーブルに用意した朝ごはんの前に、戦いが無くても座れるようになりました。
時には、目の前の朝ごはんを一口つまみ喰いをしてしまってから英司は、「お祈り。」と言って食事の祈りをすることもあります。
戦いの日々が無くなり、朝の平和な時間がやって来たことは、神様の哀れみと、恵みです。
まだまだ変えて頂くことは、親子ともども沢山ありますが、全て神様のみ手によって祝福を受けて行きたいと願っています。
感謝します。

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